医療機関から導入前のよくある質 問
導入をご検討中の医療機関様よりよくいただく質問について
回答をまとめました。
※ご質問のカテゴリーをお選びください。キーワードでの検索も可能です。
インターネットに接続できる環境、ExcelやPDFが利用できるパソコン、そして印刷が可能なプリンタがあれば導入が可能です。また、インターネットに接続できる環境が整っていれば、iPadなどのタブレットでも閲覧が可能です。
現在、電子カルテとの直接的な連携は行っておりません。また、バージョンアップの予定も現時点ではございません。しかし、お子様の接種履歴一覧や出生時情報はエクセルで出力可能ですので、電子カルテにファイルとして添付したり、印刷してご利用いただくことができます。
さらに、オプションのバーコードリーダーを利用することで、接種したワクチンのロット番号を簡単に電子カルテシステムに転載することも可能です。
ご契約いただいたクリニック様には、サポート専用のお電話番号をお知らせし、メールでのお問い合わせにも対応しております。また、インターネットに接続可能な環境があれば、リモートで該当のパソコンにアクセスし、問題の解決をサポートいたします。詳細なサポート手順については、ご契約後にご案内いたします。
お申込み・ご契約後、まずクリニック様のアカウント開設、告知資料の準備、マニュアルの送付を行います。その後、クリニック様にて初期設定や予約枠の設定を行っていただき、予約受付が開始されます。アカウントの開通までは約1週間かかりますが、設定や保護者様への告知期間も含めると、初回の予約受付までには1ヶ月ほど余裕を持っていただけるとスムーズに導入できます。
はい、1ヶ月間の無料トライアルをご用意しておりますので、院内でワークフローや動作を実際に確認していただけます。詳細については、トライアルのご案内をご覧ください。
パソコンでエクセルやワードの操作、メールの送受信ができるレベルであれば問題ありません。ログインパスワードやダウンロードした予約リストなどのデータの取り扱いに際して、セキュリティの基礎知識を強化していただければ十分対応可能です。
ワクチンマスタの標準的な設定は当方で行いますので、確認していただくだけで大丈夫です。また、予約枠の設定に関しても事前にヒアリングを行い、設定方法の提案や代行をいたします。ご要望にそえない場合があるかもしれませんが、その点も踏まえてご検討ください。
クラウドサービスなので、エンジニアが訪問する必要はなく、オンライン上で同じ画面を見ながら設定やサポートを行えます。ご不明点があれば、メール、電話、LINEなどで遠慮なくお問い合わせください。
はい。まず、接種したいワクチンを1つ選んで予約を確定し、その後、同日に接種したい他のワクチンを複数選択して予約することが可能です。また、ワクチンマスタを使用して、同時接種の組み合わせを指定することもできます。
セット接種では、次の接種までに必要な期間の制限を設けています。予約時には前回の接種履歴を確認し、もし情報が異なる場合は、その場で確認し、予約希望日までに適切な期間が空いているかどうかを確認いたします。
ただし、「小学校1年生の春頃が最適」といった学年に基づくおおまかな期間設定には対応しておりません。そのような制限には多少の誤差が生じる可能性がありますが、クリニックの管理画面でワクチンマスタを使用して現在の設定条件を確認し、必要に応じて設定を変更することができます。
期間の上限設定については、警告が表示されますが、予約自体は可能です。クリニックの管理画面で、予約リストが黄色で表示されている場合は、上限を超えたワクチンの予約が含まれています。その際は、保護者と事前に相談し、必要に応じて日程を調整してください。
現在、Uttaroでは標準の接種回数で設定されています。ただし、自治体によっては異なる接種回数を採用していることもあります。各クリニックはワクチンマスタから独自のワクチンルールを設定できますので、クリニックの管理画面で適宜設定を変更してご利用ください。
いいえ。小児科内科基本プランでも、インフルエンザワクチンの予約は行えます。保護者も含めて成人の予約にも対応しています。しかし、病院の小児科外来と内科外来により、小児の予約ルールと成人の予約ルール、もしくは定期接種など通年とワクチンの予約ルール(ネット予約締切期間など)とインフルエンザワクチン予約の予約ルールを完全に分けられたい場合は、2契約いただいたほうが利便性が上がるケースがございます。
どちらのワクチンもすでに対応しております。四種混合やヒブの履歴がある方は、五種混合の予約が制限され、プレベナー20も従来の小児用肺炎球菌でバクニュバンスを接種した可能性がある履歴の方は、プレベナー20の予約を制限するなどのプログラムがあらがじめ組み込まれています。
可能です。「割り込み予約」という機能がありますので、クリニックの管理画面から手動で予約を取ることができます。これにより、パソコンやインターネットを利用できない方でも問題なく予約が可能です。
すでに多くの病院の外来で導入実績がありますので、病院での導入も可能です。ただし、現状(2024年4月時点)では、医事会計システムやクローズドネットワークで運用されている電子カルテとの連携が必要な場合、対応できません。連携が不要であれば、導入は問題なく可能です。
電子カルテ端末がインターネット接続可能な端末であれば、Uttaroを同じ端末で開いていただけますが、難しい場合はiPadなどインターネット接続が可能なタブレットを診察室に導入いただくなどで活用いただいている事例は多数ございます。
また、Uttaroでネット予約率100%を達成している事例は病院のほうが多いです。
Uttaroをご利用いただいている方々の中で、「全く操作が分からない」と感じる方はごく少数です。確かに、個人のITスキルや使用しているデバイスには差があるものの、全体的にはここ数年でITスキルが向上していると感じています。
万が一、操作に困った場合は、弊社のサポート窓口をご利用いただければ、直接サポートいたしますので、受付スタッフの負担が増えることはありません。また、LINEからのお問い合わせも可能です。どうしてもご自身で操作ができない方には、受付で予約をしていただき、スタッフがUttaroに予約情報を入力する「割り込み予約」機能もご利用いただけます。
母子手帳共有機能は、主にお子様の予防接種履歴をクリニックと保護者が共有して閲覧できる機能です。保護者が、お子様のこれまでの接種履歴や出生時の情報をUttaroに登録すると、かかりつけのクリニックがその情報をお子様ごとに閲覧できるようになります。この機能により、予防接種のスケジュールに関する相談や、接種前の確認がよりスムーズに行えます。
また、保護者が接種履歴を手入力する手間を省くために、Uttaro GENKI手帳の接種履歴ページの写真をアップロードしていただくと、自動的にデータ化するサービスも提供しています。登録された画像は医療機関とも共有され、過去の履歴を正確に記録することが可能です。
この機能は、保護者の負担を軽減するとともに、接種履歴の正確性向上にも貢献しています。
いいえ。特に小学生以上のお子様では、予防接種のスケジュールがそれほど複雑ではありません。また、インフルエンザや子宮頸がんワクチンなどの場合は、直前に接種したワクチンとの間隔を確認するだけで十分です。そのため、予約時に表示される設問に従い、直前に接種したワクチン名をお答えいただければ問題ありません。
さらに、Uttaroを通じて予約し、クリニックでの接種が完了した場合は、クリニック側が接種完了の記録を更新しますので、保護者が自分で履歴を入力する必要はありません。接種履歴は自動的に反映されていきます。
お子様の個人情報は、弊社のクラウドサーバーで管理しています。クリニック様には、管理画面のパスワードやダウンロードしたエクセルデータなどを厳重に取り扱っていただく必要がありますが、大量の個人情報をクリニック側で管理する必要はございません。
もし、スタッフの退職や担当者の変更に伴い、パスワードの変更が必要になった場合は、管理画面からパスワード変更を行っていただくことができます。
ログインするスタッフユーザーごとに権限レベルを制限したり、二要素認証を行う機能もございます。院内のセキュリティポリシーに応じた設定を行い、情報漏洩を防ぎつつ利便性を保てる設定にして運用してください。
Uttaroのクラウドサーバは、国内の堅牢なサーバで運用されています。また、システムは通信中のデータが盗聴されたり、個人情報が漏洩・滅失・毀損したりしないよう、SSLによるデータ保護を行っています。さらに、クロスサイトスクリプティングやデータベースへの不正アクセスを防ぐため、SQLインジェクション対策も実施しています。