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【ご契約医療機関様へ】1/4 Uttaroシステム改変後の機能向上内容

年末のシステムメンテナンス後、ご契約医療機関様からのご要望をできるだけ早く、効率的に実装できるよう新バージョンを稼働いたします。

今後の開発速度を上げる準備目的のほか、過去の接種履歴の整合性、正確性担保の強化と、セキュリティの強化をはかっております。


利便性やデータの正確性維持について改善された分、当面以前と異なる操作制限などで戸惑われることもあるかもしれませんので、改善点と、ご注意点をご案内させていただきます。



A.目に見えないシステム、ハードウェア構成の強化

  1. データベースの構造変更 データの正確性を強化し、業務に必要な集計資料などを出力しやすくします。

  2. Webサーバとデータベースサーバの分離 セキュリティの強化とサーバ負荷を分散させ、より堅牢な構成となります。

  3. サーバスペックの向上 母子手帳写真保存など容量の増加にそなえてスペックを向上させました。

B.医療機関様 管理画面の追加機能

  1. 予防接種ワクチンマスタ設定の機能向上 インフルエンザ、ヒブ、小児用肺炎球菌など初回接種年齢によって完了回数やルールが変わるワクチンについて医療機関様ごとにご方針に応じて編集していただけるようになります。例えばインフルエンザ2回接種の間隔はこれまで2週間固定でしたが、1週間間隔や、3週間間隔などドクターのご方針に沿って編集いただくことができるようになりました。

  2. 予防接種割り込み予約確認画面に、ワクチンマスタ設定にそったアラート表示 ワクチンマスタ設定で設定された医療機関独自の年齢制限や接種間隔、定期接種期間を参照してルールに合わない年齢や日程で割り込み予約を確定しようとすると、確認画面に警告を表示するようになりました。 生ワクチン同士の接種間隔が短すぎる場合などは予約ができないよう制限を強化しています。

  3. 予約枠でオンライン予約受付ワクチンとして設定していないワクチンでも割り込み予約では予約可能に 例えばオンライン予約受付ワクチンはインフルエンザだけだが、当日水疱瘡も同時接種することになった・・・などの場合、接種履歴の更新がいままでご面倒でしたが、当日オンライン予約では予約枠で受付することになっていなかったワクチンも割り込み予約や予約内容編集画面側から修正していただきやすく、接種履歴を正確に保っていただきやすくなりました。

  4. 予防接種・健康診断予約枠に年齢制限指定機能の追加 65歳以上の方だけに制限した予約枠をつくりたい、1歳未満のお子様だけに特化した予約枠を作りたいなどのご要望に対応し、予約枠に年齢の条件範囲の項目を追加し、オンライン予約での年齢制限を行える機能を実装しました。※割り込み予約は年齢関係なく予約をいれていただくことはできます。

  5. 接種履歴に不整合がある可能性がある患者予約は予約詳細がオレンジ色に 従来の定期接種範囲外の年齢で予約をされた患者様がピンク色、接種間隔上限を超えた日程で予約をとられた予約は黄色がつく目印に加えて、過去履歴に不整合がある患者様の予約や接種間隔が前回からワクチンマスタ指定の間隔が開いていない場合などの患者様の予約はオレンジ色になります。 不整合とは、過去の患者様手入力や割り込み予約での接種履歴の回数にダブりがある場合や、1回目の履歴が登録されておらずヒブ、小児用肺炎球菌など実質どのルールに属するのか不明であるまま割り込み予約をいれられた予約など。予約の確実性に問題がある可能性がありますので当日までに過去履歴や実施回数の確認などをいただきたい予約です。

  6. 健康診断予約変更機能の追加 健康診断は、予約確定後、医療機関側で予約内容の変更ができませんでしたが、予防接種と同様に予約内容を医療機関様側でも修正いただけるようになりました。

  7. 健康診断 アカウント紐づけ型割り込み予約ができるようになりました。 これまで、健康診断はアカウントに紐づかない割り込み予約しかできませんでしたが、今回、予防接種と同様の機能が実装されました。

  8. 環境設定で医療機関の情報が更新できるようになりました。 今後、住所連絡先などご変更になられる場合は医療機関様側でメンテナンスしていただけるようになりました。


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